集客プロモーションの手法はいろいろありますが、本質を大雑把に言うと、ターゲットに対してサービスのメリットをいかに効率よく訴求するかということです。今回はメリット訴求について考えてみることにします。例えば、「アクセス解析ツール」を訴求する場合、「アクセスを解析できます」はメインメッセージにはなりません。認知度を上げるために、基本的な訴求をサービス名と一緒に露出することはありますが、やはり、多くは差別化特性を打ち出していくことになります。そこで、どの差別化ポイントを打ち出していくか、となるのですが、自社が思う優位ポイントと、ユーザーの購入決定ポイントがずれていることがあります。「アクセス元の市町村名まで解析出来ます。」と言っても、もしかしてそこは然程重要ではなく、動線分析や、時間での詳細解析が重要だったりします。そこは、可能な限り、Key Buying Factor(顧客が商品の購買を決める際に重視する要素)を調査する必要があります。